ローカルルールを必読のこと
■掲示板に戻る■
全部
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
最新50
[PR]
ぜろちゃんねるプラス
[PR]
レス数が9500を超えています。10000を超えると表示できなくなるよ。
神奈いですの雑談スレ10
1 :
神奈いです ★
:2021/06/27(日) 17:09:29 ID:admin
,.。s≦il
,.。s≦////..|
___,.。s≦///////...rj..|
V//////////_斗r<.・........ | __
∨ ̄ ̄ |..・....l..・......|........_......|/:.:.:.:.:.:.:.ヽ
∨ ........|....... |..........|,...斗匕ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
/:.∨_[]_|斗r七爪/,:へ、:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
‖':.:.:.:|...................../,:へ:斗―ミ___:.:.``ヽ:.:.:.:.:.‘
‖!:.:.: /................//ヽゝァテ示iゝ!:.:. ̄:.:.:.`、:.:.:.`、
|i |:.: /............./,ィテi ゞ‐',,,レ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`、:.:.:`、 現在は董卓の娘投下報告スレやで
lハ:/..........//ゞ‐' ' ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト:.:.:.:`、
/.......//乂ヘ'''' ( フ ,ィ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', \ヽ
lニニ/:.:.:.:>/7;≧=‐rくy,|-r七==<:.:.:.:.:.:.:.', ヽゝ
lハ:.:.:.:.:./┴┴く/{ r<ヽヽヽ_/::: ::Y丶:.:.:.:',
乂 ヽ/⌒:: :: :: :: ヽ「 ̄ ̄ ̄:: :: ヽ:: ::| \:_ゝ
/´ _ ̄``ヽ::|:: :: ::_::_:: :: ::l/|
〈..´: :: :: \ Y ____ |_斗ヽ
/:: :: :: :: :: ::ヽ、|´:: :: :: :: :: :||::`|/||-<
/:: :: :: :: :: : : : : | :: :: :: :: :: ::|| : |_ハ_/
/:: :: :: :: :: :: :: :: ::| :: :: :: :: :: ::||:: 〕¨i
〈:: :: :: :: :: :: :: :: ::人:: :: :: :: :: ::ヾ/:::/
\:: :: :: :: :: :/:: ::\:: :: :: :: ::_::イ
>-r匕:: :: :: :: :: \_/:: ::|
__/ :: :: |:: :: ヾ:: :: :: :: :: :: r――へ
/:: :: :: :: :::| :: :: :: :: :: :: :: :: :::}___/ヽ
_ノ{:: :: :: :: :: 入:: :: :: :: :: ::_:: :: :: :: :: :: :: ::)ー-__
∨/ハ:: :: :: ://|/〕:: :: /////\:: :: :: :: ://////
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
神奈いですの雑談スレ9(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1597316873/
神奈いですの雑談スレ8(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1595335446/
神奈いですの雑談スレ7(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1592144757/
神奈いですの雑談スレ6 (図書館皇子議論スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1590682760/
神奈いですの雑談スレ5 (図書館皇子議論スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1589616905/
神奈いですの雑談スレ4
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1588739026/
神奈いですの雑談スレ3
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1587792011/
神奈いですの雑談スレ2
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1569161344/
神奈いですの雑談スレ
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1552710722/
DISCORD (捨て垢でどうぞ)
https://discord.gg/jYv8Kfc
ついったら 直接連絡はこっちに@kana_ides
9563 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:09:37 ID:admin
>タックル
はい、武器は禁止されてますし、防御結界で攻撃魔法も禁止されています。
そうしないと魔法貴族集めて宴会とかできない、テロし放題。危なすぎる。
9564 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:10:44 ID:admin
豪華なテーブルクロスに覆われた長いテーブル。
そこに燃えるように赤い夕陽が広間の窓から差し込んで、
西方独立派の伯爵たちの不満と怒りを真っ赤に照らし上げていた。
貴族たちは思うがままにテーブルに並んだ豪華な料理と上質なワインを食い散らかしているが、そのどす黒い赤は増すばかり。
公爵は帝国西部の旗頭ではあるが、我々は家臣ではなく皇帝直参である。
それなのにいちいち我らを侮るようなそぶりを見せる。このような高級肉でごまかされはせぬぞ。
しかしこれは蛇鶏であろうか。ワインも霧谷の上物だな。
うむ、うまい。
さんざんごまかされつつも、不満の渦はなぜか途切れない。
新しい話題が独立派貴族たちの間に広まりつつあった。
独立派貴族たちが肩を寄せ合い密談する。
「実はな、南大公の使者が来ておる」
「ほう」
南大公は帝国南部の旗頭であり、同じように従属貴族家を多く抱えている大派閥だ。
最も大事なのは最近、西大公の嫡女と、南大公の娘が男を取り合って戦争したほどの仲の悪さ。
その結婚式に大勢の貴族が参加し、結婚式が成功されるのは南大公にとっても耐え難いことであろう。
「我らはこちらに出席しておるのに?」
「ご本意ではないでしょうと、まったくその通りだ」
「ふむ、結婚式をぶち壊しにすれば対等の同盟を検討してくれる、か」
独立派貴族たちは考えた。
悪くない。今まで微妙に味わってきた侮辱と、公爵家がデカくてカネ持ちだからむかつくという感情を一気に処理できる。
当然、そんなことになれば西方を半分に割った大戦争になるが、貴族の誇りは何にも代えがたい。
そもそも貴族は気分で戦争をするものである。
「だが、勝ち目はあるのか?」
「こちらの最大戦力は迷宮伯になるだろうな。あの女傑のパーティはドラゴン1匹換算できよう」
「しかし、それでも正規軍が千もくれば敵わんぞ」
彼ら貴族たちは騎士であり、それなりの魔法使いでもある。
千近い正規軍ならば、その魔法騎士が百人近く。そして強力な魔法を専門に使う魔導士も数名つく。
そして完全武装の装甲兵が彼らを肉壁として守り、側面と後方からは弓兵が支援する。
人間種が過去から異種族を圧倒してきた最強の陣形である。
いくらドラゴン級の英雄であっても正面から戦えばたちまち討ち取られてしまうだろう。
「正規軍が千もいれば倒せるドラゴンが脅威なのは、簡単に倒せる場所におらんからでな」
「「なるほど戦場を選べばよいか」
迷宮の奥に潜むドラゴンを千の兵で攻めるわけにいかないので、やはり英雄冒険者が6名程度で突っ込むしかなく、だからこそ討伐は難しいのだ。
正規軍は人数が多いから動きが遅い。各領地の英雄だけをあつめた部隊を作って襲撃すれば追いつかれはしないだろう。
「花伯殿の殺戮魔道に、河川伯の水神の騎士、火山伯殿の獄炎魔道……これらを迷宮伯殿に率いてもらえばな?」
そして公爵領を略奪して回り、借金を返すのだ。
頷きあう独立派貴族たち。
「そこで、まずは各自は居城をしっかりと守る。攻められたところは他の領地から支援する」
「敵が分散したら」
「分散しすぎたなら、残りの領地でまとまって攻めればよいし、分散しないなら攻められたところを支援する。」
「完璧だな。我らの強みは中央がないことなので、1城や2城が攻められたところで戦闘能力は落ちん」
「そして、その間に迷宮伯率いる英雄部隊に公爵家の補給馬車を襲わせまくる」
「最後に南大公家の大軍が西大公家の背後をつけば王手だ」
「素晴らしい作戦だ!」
すらすらと作戦がでているようだが、もともと彼ら独立派が他から攻められたときの常套手段である。
公爵も当然にここまでは読んでくるだろうが、対策は難しい。難しいから常套手段になっている。
「しかし、公爵家も同じように少数精鋭をだしてきたら?」
「それこそ決戦の好機ではないか、少数同士なら負けるとは言うまいな。こちらには迷宮伯がおるだろう」
「おお!その通り!やってやろうではないか!」
彼らは好戦的ではあるが、今までは半分酒飲みの冗談でもあった。
しかしなぜか突然作戦が具体化していく。
気が早いものは領地に挙兵の使者を出そうとしているぐらいだ。
「ううむ……」
西方独立派の一人、迷宮伯の隣人であるグスタフ・フォン・ダンザウベル伯はだんだんと怖くなってきた。
不安を紛らわせるようにワイングラスを傾ける。
もともと小山のような背丈と筋肉に似合わず優しいたちである。
話が具体化しすぎだ。
これも、南大公の使者とやらが来てからだ。
皆が気が大きくなってしまっている。
その南大公の使者とやらはそこまで信頼できるのだろうか。
「あ、ここにいらっしゃいましたか」
広間の大きな扉を開けて、そこに現れたのは西方独立派貴族の希望である迷宮伯……の若君、オウドである。
「おお!迷宮伯嫡子殿!」
「良い所に来られた、実は内密の相談がだな」
独立派貴族たちが一斉にオウドを取り囲む。迷宮伯本人の英雄パーティが作戦のカギなのだ。
「こちらもご相談があるんです。公爵殿下、こちらです」
な?!迷宮伯嫡子が裏切って公爵に密告したのか?!
と独立派貴族たちの間に緊張が走る。
しかし、現れた公爵は極めて低姿勢だった。
「西方直参伯爵諸賢にはご挨拶が遅れ大変申し訳ない。
この帝国西方の軍旗を預かる公爵フォン・シュトライフクリーガーからお詫び申し上げる。
また当家の不手際にて諸賢には大変なご迷惑を……」
ひとしきり、公爵が謝罪を述べると、独立派貴族たちはぽかんと気が抜かれたように立ち尽くしていた。
「殿下、ご丁寧にありがとうございます」
そこでオウドが公爵に返礼をすると、グスタフに目配せした。
「おお!多少の誤解はあったようですが、殿下がそうおっしゃるならば何を不満を申せましょうや」
グスタフも公爵に返礼すると、独立派貴族たちが続々と参加する。
「うむ、我らはそのような小さなことなど気にせぬしな?」
「もちろんだとも!」
さっきまで公爵をぶっ殺してやると言っていた連中が様変わりである。
もともと気分で戦争をしようとしていたので、公爵に謝らせたということでとてもスッキリしたようだ。
「それはありがたい。これからも我が娘の結婚式のために全力を尽くす所存だが、
もし何やら気になることがあればすぐに宮殿執事に申し付けていただきたい。すぐに改善すると約束しよう」
「おお!なんという器量であろうか!」
低姿勢の公爵に上機嫌の独立派貴族たち。南大公の使者のことはすっかり忘れてしまったようであった。
本当に戦争にならなくてよかったな。
グスタフはオウドと目配せして、胸をなでおろした。
9565 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:18:18 ID:admin
なげぇ
9566 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:23:58 ID:8B32QIW30
>花伯殿の殺戮魔道に、河川伯の水神の騎士、火山伯殿の獄炎魔道
ドスが利いてていいですね。
殺戮魔道はAAゆうかりんかな
>しかしなぜか突然作戦が具体化していく。
あー、ここに魔王の部下が混じってるわけですね。後でネタ晴らしと
グスタフさんとの共同作業なのはいいっすね
お隣で人柄が分かるからアイコンタクトの効果も出やすい
9567 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:25:01 ID:8B32QIW30
切るとしたら、グスタフおじさんに視点が変わったところですかね
9568 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:38:37 ID:admin
16わ
https://kakuyomu.jp/works/16818093091603659446/episodes/16818093092468121423
9569 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:38:42 ID:98/MfIlP0
>彼ら貴族たちは騎士であり、それなりの魔法使いでもある。
ここは貴族視点だし強気に「騎士にして魔法使いである」でよくない?
>「「なるほど戦場を選べばよいか」
「がおおい
>「完璧だな。我らの強みは中央がないことなので、1城や2城が攻められたところで戦闘能力は落ちん」
説明セリフとはいえ、、「なので、」は説明すぎる気がする
「完璧だな。我らの強みは中央がないこと。1城や2城が攻められたところで戦闘能力は落ちん」
くらいでどうか
>独立派貴族たちが続々と参加する。
ここちょっと急すぎる気がする。
グスタフも公爵に返礼すると、先ほどまで比較的発言が少なかったものが続く。危機感を覚えていたものは他にもいたらしい。
流れが変わったとグスタフは感じ、結局はあれよあれよと全員が返礼に参加した。流れに乗るのも独立諸侯の素養である。
みたいなワンクッションあるといい気がする
9570 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:39:16 ID:OQr//o8f0
そういえば西大公の敬称が閣下じゃなく殿下なんですね
公爵なら皇族だろうからそらそうか
9571 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:39:16 ID:zXjvLHxp0
>>9561
OK。
彼らは好戦的ではあるが、今までは半分酒飲みの冗談でもあった。
って事なら、「酔っぱらった」とか「顔の赤い貴族が〜」という文章を追加しては?
工作員が誘導していますが、大半の人間は酔ってノリで言っているだけですし。
そして公爵殿下が部屋に来た時に。
独立派貴族たちの間に緊張が走る。顔を赤くしていた幾人かが、酔いがさめて顔を青くする。
って酔いがさめる描写を入れればスムーズかな
9572 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:39:40 ID:98/MfIlP0
あ、まにわなかった
9573 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:46:11 ID:admin
>ここは貴族視点だし強気に「騎士にして魔法使いである」でよくない?
単なるマジックユーザーと専門の魔導士をわけてるんや。
校正ありがとう。
9574 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:46:41 ID:admin
まだ既読少ないから急いで直す
9575 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:51:13 ID:8B32QIW30
水神の騎士から水亀騎士に変えたのは意図的なものですか?
誤字でないならスルーでOKです
9576 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:55:39 ID:98/MfIlP0
婚姻とかで玄武系の技を継いでるとかかなあ
9577 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:55:45 ID:admin
水神だと強すぎるかなと。あときわめてどうでもいいけどニトリのイメージ。
9578 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 21:56:08 ID:jxMTMUVwi
道化師メイドなんかキャラ立ってておもろい
9579 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 21:56:14 ID:admin
直せるところ修正。
9580 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:02:46 ID:zXjvLHxp0
水亀騎士。ラングリッサーってゲームに亀に乗ってる兵士いたな。
9581 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:05:54 ID:8B32QIW30
道化師メイドを雇用し続けてるの公爵凄いよ
あれはキレるって
9582 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:07:29 ID:E3zyIeZO0
母上も雇ってたけど、キレて殴ったら死んだみたいなエピソード有っても良いかも
9583 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:11:05 ID:jxMTMUVwi
>>9582
冒険者叩き上げだから煽り合いは慣れてそうな気もする
9584 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:13:10 ID:admin
なろうとカクヨムで − − − − と ー ー ー ー ーのフォントが違う……。
9585 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:13:55 ID:admin
母さんのところは非生産的な家臣雇う余裕はないかな、あと元パーティメンバーが正論で殴ってくるから大丈夫。
9586 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:14:23 ID:98/MfIlP0
道化メイドを維持できればアンガーマネジメントできるようになって器もでかくなるね
9587 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:16:40 ID:8B32QIW30
確かに冒険者仲間だとなぁ。
おかしいと思ったらおかしいっていうよな
9588 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:16:59 ID:admin
皇帝陛下、公爵殿下、伯爵閣下、(子爵閣下)の3つぐらいに絞る予定。
男爵級は城主騎士でいいし。
9589 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:18:38 ID:admin
ところでベースがバストラ世界なのはここの人には伝わってるよね。
9590 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:20:38 ID:Y1KLeZKs0
白虎公爵のところで気づきました
9591 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:20:40 ID:8B32QIW30
白虎とかカリオストロとか言ってたしね
だから、こっちもそれ前提で話してました
9592 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:21:49 ID:admin
了解。なんか反応来るかと思ってたらスルーされたから伝わってないと思ってた。
9593 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:22:19 ID:8B32QIW30
あと王都大結界とかもそうですよね
9594 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:23:29 ID:8B32QIW30
バストラだと思ったから、大姉様の夫がオルガマリー相当なんだなって考えてました
9595 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:27:46 ID:admin
大姉 AA ゴールドシップ
婿殿 AA 花子くん
9596 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:33:56 ID:98/MfIlP0
ずだぶくろに入れて拉致したか
9597 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 22:34:31 ID:8B32QIW30
ジェンティルドンナだと思ったら、ゴルシだった
9598 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 22:44:45 ID:admin
葦毛の家系なんや。描写してないけど。
9599 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:09:35 ID:admin
「ううむ……」
西方独立派の一人、迷宮伯の隣人であるグスタフ・フォン・ダンザウベル伯はだんだんと怖くなってきた。
不安を紛らわせるようにワイングラスを傾ける。
もともと彼は小山のような背丈と筋肉に似合わず優しい性質である。
しかし、急に話が具体化しすぎだ。
これも、南大公の使者とやらが来てからだ。
もともと酒飲み話だったのに、酒が回りすぎたせいか皆が気が大きくなってしまっている。
その南大公の使者とやらはそこまで信頼できるのだろうか。
「あ、ここにいらっしゃいましたか」
広間の大きな扉を開けて、そこに現れたのは西方独立派貴族の希望である迷宮伯……の若君、オウドである。
「おお!迷宮伯嫡子殿!」
「良い所に来られた、実は内密の相談がだな」
したたかに飲んで顔を赤くした独立派貴族たちが一斉にオウドを取り囲む。迷宮伯本人の英雄パーティが作戦のカギなのだ。
「こちらもご相談があるんです。公爵殿下、こちらです」
な?!迷宮伯嫡子が裏切って公爵に密告したのか?!
と赤かった独立派貴族たちの顔がすっと覚めていく。
広間に緊張が走った。
しかし、現れた公爵は極めて低姿勢だった。
「西方直参伯爵諸賢にはご挨拶が遅れ大変申し訳ない。
この帝国西方の軍旗を預かる公爵フォン・シュトライフクリーガーからお詫び申し上げる。
また当家の不手際にて諸賢には大変なご迷惑を……」
ひとしきり、公爵が謝罪を述べると、独立派貴族たちはぽかんと気が抜かれたように立ち尽くしていた。
「殿下、ご丁寧にありがとうございます」
そこでオウドが公爵に返礼をすると、グスタフに目配せした。
おお、なるほどそういうことか。
オウド君がどうやったのか知らんが公爵の謝罪にまでこぎつけたならば、俺がこの流れを続けねば。
「おお!多少の誤解はあったようですが、殿下がそうおっしゃるならば何を不満を申せましょうや」
グスタフも公爵に返礼すると、他の貴族たちのほうを振り向いた。続いてくれ。
それを見た独立派貴族たちがぽつぽつと参加する。
「うむ、我らはそのような小さなことなど気にせぬしな?」
「もちろんだとも!」
気が付けばほぼ全員が公爵の謝罪を受け入れていた。
さっきまで公爵をぶっ殺してやると言っていた連中が様変わりである。
もともと気分で戦争をしようとしていたので、公爵に謝らせたということでとてもスッキリしたようだ。
「それはありがたい。余はこれからも我が娘の結婚式のために全力を尽くす所存だが、
もし伯爵諸賢に何やら気になることがあればすぐに宮殿執事に申し付けていただきたい。すぐに改善すると約束しよう」
「おお!なんという器量であろうか!」
低姿勢の公爵に上機嫌の独立派貴族たち。南大公の使者のことはすっかり忘れてしまったようであった。
本当に戦争にならなくてよかったな。
グスタフはオウドと目配せして、胸をなでおろした。
− − − − −
迷宮伯嫡子のオウドだよ。戦争をぎりぎり回避できてよかった。
グスタフ先輩から聞いたらマジメに爆発寸前で、母さんを主戦力に考えていたって……
勝手に戦争の旗頭にしないでよ?!
公爵が去った後、独立派伯爵たちはすっきりした様子でワインを飲み交わしている。
ボクとグスタフ先輩を囲んでのワイン攻めと質問攻めだ。結局飲むんだよね。
「なるほど、たまたま学友の伝手で公爵に忠告できたと」
「しかし若い嫡子殿の意見を素直に聞くとは西大公は意外と度量があるのではないか?」
「であれば、従属という手もある?」
アミリ先輩が西大公の三姫というのは伏せて、ちょっとしたツテがとだけしか言ってない。
でも、また気分で話し始める貴族たち。
さっきと言ってることが真逆じゃないか。さすがに止めないと。
「いえ、それはよろしくないですよ」
「む?迷宮伯嫡子殿は公爵派かと思ったが」
「違います」
母さんから引き継いでるのはちゃんと留守番しろってことと、今まで独立で直参の立場を守ってきたということ。
だから先輩がいるからって西大公に従属するつもりはない。
近所の独立派のおじさんたちおばさんたちが気分とノリで戦争を始めて、ボクの大事な家臣や領民が傷つくとか納得できないから止めたんだ。
道化師メイドさんが指摘してたけど、家全体に油断というか富と軍事力への過信がある。
実際には当主である公爵殿下の指示が末端にちゃんと伝わらないような状況だ。
先輩には悪いんだけど、本当に頼りがいがあるかというと違うと思う。
迷宮伯家は違う。母さんが何か言ったらちゃんと一つにまとまれる。
小さい領地だし、皆にそうしないとまずいって危機感もある。
まぁボクの発言で全員動かせるわけじゃないのはこの間思い知ったから、もう少し頑張らないといけないけど。
「公爵殿下は良いお方だったけど、家臣たちはそうじゃないってのは皆様も思い知ったばかりじゃないですか」
「むぅ、そうではあるが」
独立派伯爵たちは過去の対応を思い出してくれたようだ。
公爵殿下は謝ったけど、別に彼らが追放されたりしたわけじゃないし、ちょっと言っただけで心を入れ替えるとは思えない。
強者が弱者を見下すのは自然すぎて直すのは難しい。
そう考えていると話題が変わった。
「そうそう公爵嫡女どのもかなり強いのだろう?」
「学園では一番の武術の腕前だったそうだな、それが学園一の魔法の天才と結婚すると」
「実戦でも活躍したとか」
「戦争が強いならば心配はないな」
独立派の伯爵たちは強さだけしか考えてないみたい。
「その戦争、お婿さんの奪い合いなんだけど。それに家臣率いて参加したいの?」
「む……たしかに」
「家臣を痴話喧嘩で死なせるのはちょっとなぁ」
ボクが指摘すると伯爵たちは困ったように頭をひねった。
「まぁ、有望な婿を取るのは重要な政治だぞ」
「重要な政治ではあるんだがそれに巻き込まれていいことがあるか?」
「ないな」
グスタフ先輩が上手く締めてくれた。
「では引き続き我らは直参を誇りに、大貴族の理不尽につぶされぬよう、連携を強化することにしよう」
「おう!」
良かった、西大公が独立派伯爵たちに一目置いてくれているのは、それぞれ英雄を抱えた領地がしっかりと複数まとまってるからだ。
ここが仲間割れしちゃうとそれこそ従属しか選択肢がなくなっちゃう。
これでなんとか母さんにも胸を張って報告できるかな。
9600 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:09:54 ID:admin
公爵からの評価までたどりつかんし。
9601 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 23:33:51 ID:98/MfIlP0
>「その戦争、お婿さんの奪い合いなんだけど。それに家臣率いて参加したいの?」
ここだけため口になってるのが気になる
>ボクが指摘すると伯爵たちは困ったように頭をひねった。
頭も間違ってないけど、いい案が出るようなときのイメージがあり、伯爵たちがアイデア出すわけじゃないから別の言い回しがいいかも
首をひねる。考え込む。顔をしかめるとか
9602 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:37:30 ID:admin
ありがとう、修正する。
9603 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:38:25 ID:admin
広大な公爵宮殿の一角、公爵の私室に公爵が帰還した。
独立派伯爵たちとの和解に成功して皆と別れたあと、
この部屋には家族だけが残っている。
部屋の隅に平伏しているのは三姫のアメルニアーナだ。
一体父に何を言われるのか、銀髪を肩に流して怯えている。
「いま戻った。直参伯爵どもは気が済んだようだぞ」
「甘くないですか?身の程をわきまえない愚図どもを血祭に上げるという手もあったはず」
腰につるしたレイピアをもてあそびながら、一の姫である公爵嫡女が不満そうに言う。
「そなたの結婚式を無事に済ませるのが最優先だと婿殿からも言われておろうが……」
「は、そうだった。ダーリンに嫌われてしまう?!」
呆れたような公爵の言葉に我に返る一姫。
レイピアを持ったまま頬に拳を当てているので危なっかしいったらない。
「戦争になれば猛勇なるそなたのことゆえ先陣を切っていくだろう。そうして余の妻、そなたらの母も戦死したのだ。軽々に戦争をするなどと申すではない」
「は、はい」
公爵は部屋の隅の三姫に目を転じた。
「で、アメルニアーナ」
「は、はひ!なんでしょうか!」
慌てる三姫に、公爵は優し気に微笑む。
「よくやった。あの若君を巻き込んだのは正解だ」
「へ?」
気が抜けた声を出すアメルニアーナ姫。
てっきり叱られると思っていたのになぜ褒められるのだろうか。
「もうよいぞ、用事があったのだろう?」
「あの、招待状とか名簿を乱した件は……」
「ふむ、では名簿の修正を命じる、書記を数名つけてやろう……それとも追加で罰がほしいのかな?」
「はい!いいえ!わかりました!失礼します!」
アメルニアーナ姫はドレスの裾をつかんで一礼すると退出していった。
ドアが閉まったのを確認して、嫡女が言う。
「ふうん、あの若君はそんなにいいですか?」
「面倒くさい直参どもの中でも話が通じるし、顔が広そうだ。
さらにあの迷宮伯を抑えることもできる。アメルニアーナちゃんと仲が良い分には何かと使えるだろう」
「交際許可するんですか?」
「そこまで許しておらん!あくまで学友として役に立ちそうだからな!」
なんか怒り出した父を見ながら嫡女は思った。
まぁ、向こうに脈があろうとなかろうと、気に入ったならば奪えばいいのだ。私のように。
9604 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 23:44:04 ID:98/MfIlP0
独立諸侯は英雄ユニットが引退したらどうなるんでしょうね
新しい英雄ユニットを独立派に取り込んで支援するか、どこかに取り込まれるか、失敗してつぶれるかあたりかな
9605 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 23:47:36 ID:mDxn5gPo0
ああ、なるほど。西大公が頼りないというのもあるけれど、オウドくん的には「母親に留守を任された」ってのが大きいのか。そういえばそうだわな。
そりゃ独立にこだわるよな。従属では駄目だ。
9606 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 23:47:59 ID:98/MfIlP0
一の姫は既成事実を作ってから認めなければ嫌いになるとか言って認めさせたあと
パパと婿殿が話して境遇が似てて気が合ったのかしら
9607 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:54:02 ID:admin
第17わ
https://kakuyomu.jp/works/16818093091603659446/episodes/16818093092477414779
9608 :
名無しさん
:2025/01/19(日) 23:56:22 ID:98/MfIlP0
西大公は勘当云々で騙されかけたことにノータッチなのが気になったのと
先輩が勘当されようと演技してバレたときの態度と怯えてる姿がちょっと結びつかないというか
大姉が、三姫が反省した振りをしてるようだって見抜くけど今回は見逃してやる、みたいなのはどうかな
9609 :
神奈いです ★
:2025/01/19(日) 23:57:59 ID:admin
そこは家族に甘えてたけど、父が割とマジで言ってきたのでビビってた。
ってちゃんと書く。
9610 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:06:26 ID:admin
お、優しいけど厳しい父上に「勘当も追放もせんからな」と宣言されて、「私には政略結婚しかないんだ」と思ってオウド君に恋愛するの躊躇する。これでいこう。
9611 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:14:48 ID:j/HwWw2o0
乱数調整かな
9612 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:19:31 ID:j/HwWw2o0
>アメルニアーナ姫はドレスの裾をつかんで一礼すると退出していった。
逃げるように雑な淑女礼をしたのか、少しでもご機嫌取るために丁寧にしたのか、
前者なら姉に呆れさせて後者ならジト目で見送らせるとかどうかな
9613 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:24:20 ID:admin
18話
https://kakuyomu.jp/my/works/16818093091603659446/episodes/16818093092478328442
9614 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:27:00 ID:vVHpmadE0
〉あの若君を巻き込んだのは正解だ
この巻き込んだになんか違和感が
今回の騒動については先輩はどちらかというと巻き込まれた側?西大公の主観だと招待したから巻き込んだ?
学園で縁を結んだことなら(西大公派に)引き込んだとか抱き込んだとかかな
9615 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:30:01 ID:j/HwWw2o0
カクヨムのフォントと表示上の自動改行の仕様のせいなんだけど、
〜〜まとめあげた一の
姫の嫡女。
まとめあげたーの
に空目しちゃった・・・
9616 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:30:33 ID:admin
西大公の認識は、オウド君はアミリ先輩が招待した。
で、内部の内紛の認識と結婚式がうまく行ってないってのもアミリがオウド君に相談して報告した。
だから公爵は三姫がオウド君を巻き込んだと思ってる。
9617 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:31:36 ID:admin
>1の姫
長女に修正
9618 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:36:15 ID:admin
<プロット>
・なんかあまり怒られなかった?と不思議がってるアミリ先輩が部屋にくる。これから結婚式なので、メイドたちに着せ替え人形にされるので逃げてきた。
・オウドはアミリ先輩に「事務方がおいついてないので、まず名簿から整理しなおしては?」という。
・西大公家の書記を動員して、一緒になんか5−6パターンに分岐進化してしまった帳簿を整理する。
めっちゃじかんかかる。
→プロット変更、アミリ先輩は政略結婚確定でヘコんでいる。さらに名簿整理と学校の宿題両方できないと思ってオウド君に相談しにくる。
名簿を確認したら5−6種類に分岐してそれぞれに発展してしまい、死ぬほど面倒になっている。オウド君は喜んで名簿と宿題を手伝う。
・「先輩、こんな貴族いたっけ?」「へ?帝国全貴族の家名知ってるの?」「だって紋章図鑑にのってない」「紋章官呼んで?!」「というか式始まる?!」
・式に出る。大神官の前で誓いの儀式をやるところで、書記がかけこむ。「偽名で参加している方が!」
・参列者の中から暗殺者がでて、義手に仕込んだクロスボウで公爵を狙う。
・見張ってたオウド君がタックルして倒す。
・さらに数名が暗殺者だった。
・嫡女と婚約者さんが「人の結婚式に何してくれてんだ」と殲滅して回る。
・中庭のほうで西魔王のホログラムが現れ、余の仕業だ怯えろという。
・西の荒野の魔王は人の恐怖を煽って力にするのだと説明される。
・オウド君が誰が魔王なんて怖いものかと歌うので皆で拍手して盛り上がる。
・魔王は飽きて通信切って逃げる。
・実は魔王信者が名簿の混乱を見て暗殺者を忍び込ませていた。信者のアジトを襲うと信者は魔王万歳と言って死ぬ。
解散。
・改めて披露宴をする。
・オウド君の挨拶の番で、毛皮を献上する。
・将軍と書記官長がヒク付きながら毛皮を誉めさせられる。
・オウド君はいかに家臣が無給でも民を守るために出陣したか、村人たちは武装がなくてもオルクに立ち向かったかを歌い上げる。
・西公爵がこのように君臣一体の素晴らしい嫡子だから、暗殺者も見抜いたのだとほめる。
・参列している貴族たちが大拍手。
・魔石を換金して土の護符とマジックアイテム1個にする。
・帰国する。
・先輩は魔物研究のために領地に来る。
9619 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:36:39 ID:admin
マジおわんないんだけど。これ、公爵家の話だけで10万文字ぐらい食うんじゃ??
9620 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:36:42 ID:vVHpmadE0
了解しました 〉巻き込んだ
9621 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:40:10 ID:j/HwWw2o0
舞台設定が複雑だったし、キャラの描写もあるしでしょうがないよ
面白いから大丈夫。もっと読みたい
9622 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:44:00 ID:admin
複雑すぎて気楽な安価が取れない。
9623 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 00:44:50 ID:admin
図書館と魔石の交換をさきにやっちゃうか。というか西大公から「何かお礼を」というの抜けてる。
9624 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:46:34 ID:j/HwWw2o0
もうお礼に図書館権ねだったら快く許可くれたのでやってきたところからにしちゃう
9625 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:49:13 ID:vVHpmadE0
我々にとっては政治群像劇と陰謀は大好物なのでご褒美です
真面目に言うと交渉と知能特化型の若君を活躍させやすいのはここですから丁寧にやるところかと
9626 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:59:34 ID:kf5AhDfn0
ここまでやって図書館のおねだりはうけそう
9627 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 01:12:37 ID:j/HwWw2o0
気に入った相手を政略結婚の相手に相応しく育てて自ら提案すればいいのでは
と先輩が覚醒して
なんやかんやでパパがそこまでせんでも本気で言ってくれれば認めたのに・……ってドン引きするほどの結果になるとか
9628 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 01:54:01 ID:7AyrQjK40
いですさんいですさん。旧ツイッターの方で18話のリンクがちゃんとできてないっぽい。踏むとログイン画面に飛ぶ。
9629 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 02:05:50 ID:admin
18わ
https://kakuyomu.jp/works/16818093091603659446/episodes/16818093092478328442
9630 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 02:28:03 ID:admin
ありがとう修正した
9631 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 04:35:39 ID:admin
公爵家臣からお詫びとともに図書館の入館証を渡されたのは翌日のことであった。
さっそく、迷宮伯嫡子のオウドと、隣の領主であるグスタフは喜び勇んで図書館へ向かう。
その古びた図書館は公爵宮殿を出て、貴族街の奥まったところに佇んでいた。
「入館証を拝見します。確認いたしました」
司書に案内されて、オウドとグスタフ、そして護衛の騎士たちが中に通される。
「おお……」
一行は言葉をのんだ。
図書館の中は時間が止まったかのような静寂さと、時代とともに古びた紙とインクが粉になったような埃の香りで満ちていた。
人間や異種族たち『話す子ら』の英知が何百年もの時とともにここに詰め込まれている。
何段にもなった本棚がフロアの奥の方まで続いている。
本は安いものではないのに、いったい何万冊の本があるのだろうか。
石造りの柱は天井まで高々と伸び、図書館を覆うアーチを形作っていて、
ここに包まれた歴史と知識の重みを感じさせている。
図書館内部は薄暗くあったが、魔道灯が書籍の棚と読書台を明るく照らしだしている。
それはまるで闇に沈んだ世界を救う光こそが本にこめられた知識だと歌いあげているようであった。
「では俺は錬金術の本を探してくる。薬用ポーションの抽出と純化についてなんだが……」
「はい、ご案内します」
グスタフはオウドに挨拶をすると、魔導士ローブを羽織った司書と一緒に書架の奥の方へ向っていった。
「じゃあボクは魔物学の教科書と……騎士諸君は騎士伝説の絵本とか、武術解説書とかはどうかな」
「やったぁ、じゃあ行ってきます」
「い、いえ、護衛なので、っておい!?」
護衛の騎士の一人が喜んで絵本のコーナーに進んでいく。
護衛を何だと思っているのだろうか、ともう一人の騎士が呆れていると、オウドが助け舟をだした。
「大丈夫だよ、会員制の図書館で護衛も何もないでしょ」
「ううむ、わかりました」
護衛が自分たちの興味のある本を見に行ったので、オウドは久しぶりに身軽にうごけるようになった。
「お、盗猿博士によるモンスター見聞録の6巻だ。まだ読んでなかったから助かる」
オウドはホクホクしながら本を読書台のほうに持ち込んだ。
帝都の魔法学園では学ぶことが多かった。魔物学だけではなく、騎士としての武術、騎士としての礼法、帝国法や歴史、魔法学など。
紋章学の本を書き写していたのもそれだ。
その他領地の発展に役立ちそうだなと思ったらいろいろ読み込んでたから、魔物学の本をすべて読み切るまではいかなかった。
それこそあと1~2年はあるからじっくり読んでメモにまとめようと思っていていたところで急に帰国となったので読みかけの本が多い。
読書台で魔物学の本を広げてメモを取っていると、となりを護衛の騎士たちが本をもって固めた。
「ふふふ」
「ううむ」
一人はニコニコしながら絵入りの騎士伝説の本を眺めており、もう一人は難しい顔をして兵法書に書かれた過去の戦争の戦況図と経緯のところを熱心に読んでいる。
やっぱり領地にも図書館が欲しいな、でも本を買いそろえるおカネはない。
と、考えながら本をめくっていると後ろから声がした。
「や、やぁ……後輩」
その声に振り向く。護衛の騎士二人も同時に警戒の目を向ける。
そこには魔導士のローブを羽織った先輩が、いつもの色眼鏡越しに困惑の色を浮かべ所在なさげに立ちすくんでいた。
− − − − −
「えっと、特別休暇中の単位課題で詰まってるのと、招待客名簿の整理を命じられたと」
「う、うん」
オウドのもとにやってきたアミリ先輩はメイドにたくさんのノートや書類を持たせていた。
たぶんこれが課題と名簿なのだろう。
「じゃあ簡単な方から課題をさきにやっちゃいますか。せっかく魔物学の本がたくさんあるし……」
と言いながらオウドはちょっと気になった。いつも不敵に笑っているアミリ先輩にしては元気がない。
「なんか調子悪そうですけど、大丈夫ですか?」
「い、いや?元気だぞ!ほら、手も動くし!」
アミリは焦った。なんでこんなにカンがいいんだ。
父に政略結婚を言い渡された、と思っているアミリは沈んでいる。
しかし、そんなのを異性の後輩に相談したら、その、なんかアレだから嫌なのだ。
ちなみに父である西大公にそんなつもりはなく、バカな悪戯をせずに貴族のお姫様らしくしろと言っただけである。
「わかりました、ではこっちの課題ですが、たしか盗猿博士の見聞録2巻と、幸運犬先生の航海記に……うん、これだ」
「いつも参考文献探すの早いな後輩は……」
魔法学園の魔物学の本の半分はざっと読んでいるオウドはこういうのはひたすら得意である。
本の記載内容を確認して、データをまとめあげると論考に移る。
こちらは普段からアミリ先輩と魔物の議論をしているので、それらを使う。
二人の護衛である騎士たちとメイドたちが感心して眺めている間にきちんとしたレポートが書きあがった。
「うん、いいんじゃないかな」
「やっぱり後輩がいると早いな……学園に戻……れないんだよな」
「残念ですが」
アミリ先輩が少し寂しそうに言うと、オウドも申し訳なさそうに答えた。
それを見た護衛の騎士とメイドがヒソヒソ声で語り合う。
「公爵家のメイドさん、あれで付き合ってないんですか?」
「迷宮伯の騎士さん、あれで只のご学友です。ただ、ご学友がそちらの若君しか居られないのですが」
「うーん、悪くないんじゃ?」
「図書館では静かに!」
オウドとアミリが同時にしかりつけて、静かになった。
− − − − −
「アミリ先輩。名簿のほうだけど、もう参列者は確定したんだよね?」
「後輩のいうとおりだ。だから急がないと思う。ただ、書記たちと確認したんだが、すでに似たような名簿が12種類もあってだな……」
「なんだってそんなことに……」
公爵家内の各派閥が城門毎に設置されている来客名簿を好き勝手に書き換えて、
それを他の城門にコピーとして送付して写させた結果、それぞれ違う経緯で分岐して種類が増えていったのだ。
「じゃあ……先輩こうしない?来客名を全部カード化して各名簿と照合してダブリと出席有無を確認。その上で文字順に並び替えてそのカードの束を名簿にしよう」
「おお、後輩の案がいちいち見比べるより早そうだな……名簿の形をしていなくていいのか?」
「どうしても必要ならカードを見て名簿に清書すればいいよ」
「よし」
アミリは公爵家の書記官を十数名呼び出した。
そしてオウドの指示のもとで参列者のカード化と名簿の読み上げと消込みを進めていく。
分担してやり始めると作業自体は効率よく順調に進んでいくように見えた。
だが、オウドがちらちらと窓の外の太陽を見て時間を気にしている。
アミリがそれに気が付いた。
「……」
「どうした後輩」
「その、これ丸一日かかりそうなんだけど、本を読む時間が……」
「あ、すまない……そうだ!じゃあほしい本を言ってくれ。筆写ゴーレムに写させるから!」
「いいの?!」
「お父様からもできるだけ便宜を図るように言われてるしな。お礼だって」
そういうとアミリは司書を呼んで、筆写ゴーレムを起動する。
ゴーレムに魔石を充填し、インク壺を並べるとゴーレムが本を地道に書き写していく。
さすがに筆写と製本は半日では終わらないが、結婚式が終わるまでには持ち帰れるようになるだろう。
「その、公爵家の姫君。それなら俺のポーション精製術の本もお願いしていいか……?」
「えっと?どなた?」
「ああ、ボクの隣の領地のグスタフ先輩で西方直参伯爵の一人だよ。アミリ先輩、これもお願いできる?」
「ああ……それならお父様もお詫びの一環だと言うかも」
アミリがグスタフの分も筆写ゴーレムを手配する。二体の同時稼働で流石に公爵家図書館と言えどフル稼働である。
「おお、ありがたい!」
喜ぶグスタフにオウドは悪戯っぽく言う。
「グスタフ先輩。その代わりこっちのカード整理手伝ってね」
「おお、なんだこれ?!」
グスタフの前に大量のカードが積み上げられた。
− − − − −
結局、名簿の整理は丸一日かかった。
作業場所を公爵宮殿に移して、完成したのは結婚式の当日の朝である。
もう式がはじまるため、参列しないといけない。
「後輩、いつまで名簿を見てるんだ、完成でいいじゃないか」
アミリはドレスの最終確認をしながら、オウドに話しかける。
オウドはようやく完成したカードの束を前に頭をひねっていた。
カードはきちんと文字の順番に整理され、左肩に穴をあけて糸でくくってある。
オウドはそのカードの中からいくつかをずらして見えるようにする。
「アミリ先輩、こんな貴族の人いなかったと思うんだ。書き間違いかな?」
「いや?さすがに私でも全貴族の名前を知っているわけじゃ……」
「だけど、こっちの紋章図鑑に載ってないんだ」
「なんで紋章図鑑を書き写してメモにしてるんだ後輩は……」
アミリはオウドのマメさにあきれながらも、不思議に頭をひねる。
「でも後輩。招待状と本人確認済みってなってるぞ?書き間違いならその時に気づくだろ?」
「つまり先輩。これは存在しない人が確認済みで参列してるってこと?」
「……紋章官を呼ぼう。ウチの紋章官なら最新の情報を知ってる!」
「なんでその人が名簿作りに参加してないの?!」
「参加した後にみんなで書き換えてめちゃくちゃになったんだ!」
オウドとアミリはなぜかすごい嫌な予感がした。
「姫君、式がはじまります。逢瀬はそれぐらいで」
「ちょっと待って今大事なこと、ちょ、離せ?!」
アミリ先輩がメイドたちに担ぎ上げられ、結婚式に運ばれていった。
オウドも非常に気になっていたが、紋章官が現れて確認しますというので、
公爵家の家臣に促され、結婚式のほうへ向かうことにした……。
9632 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 04:36:19 ID:admin
なげぇ!3900文字!!3話分ぐらいに分けていいか?!
9633 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 06:54:43 ID:ouKIcbju0
>「じゃあボクは魔物学の教科書と……騎士諸君は騎士伝説の絵本とか、武術解説書とかはどうかな」
自分が調べものしてる間、手持ち無沙汰だろうから、護衛のみんなは別の本読んでてよって説明があったほうがいいかな
一瞬、「やったぁ〜」がオウド君の口調と似てて、誰のセリフか分からなかった。
もしくは「おぉ、では行ってきます」と口調を変えるとか
9634 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 06:55:36 ID:admin
>自分が調べものしてる間
修正します。ありがとうございます。
9635 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 06:55:57 ID:admin
なんでもいいけど、全員男口調だから可愛い女性口調の子がいない件
9636 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 07:00:41 ID:ouKIcbju0
>「姫君、式がはじまります。逢瀬はそれぐらいで」
>「ちょっと待って今大事なこと、ちょ、離せ?!」
>アミリ先輩がメイドたちに担ぎ上げられ、結婚式に運ばれていった。
たぶん、先輩は着替えの準備に時間がかかるから、
オウドも結婚式に向かうんじゃなくて、結婚式に備えて着替えに向かったとか?
9637 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 07:06:52 ID:admin
>たぶん、先輩は着替えの準備
修正します、ありがとうございます。
9638 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 07:34:18 ID:admin
<プロット>
・式に出る。大神官の前で誓いの儀式をやるところで、書記がかけこむ。「偽名で参加している方が!」
・参列者の中から暗殺者がでて、義手に仕込んだクロスボウで公爵を狙う。
・見張ってたオウド君がタックルして倒す。
・さらに数名が暗殺者だった。
・嫡女と婚約者さんが「人の結婚式に何してくれてんだ」と殲滅して回る。
・中庭のほうで西魔王のホログラムが現れ、余の仕業だ怯えろという。
・西の荒野の魔王は人の恐怖を煽って力にするのだと説明される。
・オウド君が誰が魔王なんて怖いものかと歌うので皆で拍手して盛り上がる。
・魔王は飽きて通信切って逃げる。
・実は魔王信者が名簿の混乱を見て暗殺者を忍び込ませていた。信者のアジトを襲うと信者は魔王万歳と言って死ぬ。
解散。
魔王サイド、大公たちの対立を煽ったり、結構マジメに準備して西大公を襲ったのに恐怖が思ったより取れなくて困ってる。
腹いせにあそこの領地攻めようとか言うけど「あんな小さな領地で恐怖煽っても収入見込めませんが」と赤字なので断念する。
獣やゴブリンに適当に魔石食わせて人間襲わせるぐらいしかまだできない。
引き続き大戦争が起きるように人間を煽り続けることにする。でもどこかでオウド君を絶望させてやりたい。
解散。
・改めて披露宴をする。
・オウド君の挨拶の番で、毛皮を献上する。
・将軍と書記官長がヒク付きながら毛皮を誉めさせられる。
・オウド君はいかに家臣が無給でも民を守るために出陣したか、村人たちは武装がなくてもオルクに立ち向かったかを歌い上げる。
・西公爵がこのように君臣一体の素晴らしい嫡子だから、暗殺者も見抜いたのだとほめる。
・参列している貴族たちが大拍手。
・魔石を換金して土の護符とマジックアイテム1個にする。
・帰国する。
・先輩は魔物研究のために領地に来る。
9639 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 11:02:15 ID:HSOsHB0o0
>複雑すぎて気楽な安価が取れない。
図書館で何の本を写してもらうか=知識系スキルの獲得と考えれば安価になりそう
9640 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 12:47:32 ID:7oM6zAEM0
おーすごい
なろう日間連載中ハイファン100位にカネないが
9641 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 13:31:18 ID:j/HwWw2o0
>困惑の色を浮かべ所在なさげに立ちすくんでいた。
困惑はなんかちょっとニュアンス違う気がするんだけどちょうどいい言葉が思いつかない
憔悴、も違うなんだろう。
悲しみ、寂しさ、落ち込み、焦り、困窮、
泣きそうな顔で、うーん?
絵的には肩を落として苦笑いしてるか、
心理的にはいつもみたいに頼ろうとしたけどなぜかいつも通りにできない?
困惑でいいのか
9642 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 13:36:48 ID:j/HwWw2o0
作業に集中してるうちに先輩がいつもの調子に戻るか、
筆者ゴーレムでオウドが喜んだら先輩もうれしそうに笑うとかどうだろう
9643 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 14:00:52 ID:j/HwWw2o0
集中したり夢中になると調子が戻るけど、ふと政略結婚の件を思い出してまた翳るみたいな
不安定なところを描ければ素敵かなって
9644 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 14:12:32 ID:j/HwWw2o0
紛れ込んだ謎の人物南大公の使者の存在って情報を持ってたグスタフは最終確認シーン前に別れたのかな
9645 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 15:55:43 ID:admin
そこを今掘り下げると西大公との和解が壊れるからムズカシイネ
9646 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 15:56:32 ID:admin
>集中したり夢中になると調子が戻るけど、ふと政略結婚の件を思い出してまた翳る
いいですね!
9647 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 16:10:27 ID:yGSBo1+o0
長女、さすが上級貴族だ。
主人公がやる名簿整理という一見尻拭いの地味な仕事が暗殺者発見という大金星に結びつくのは意外性があって良いと思います
9648 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 16:25:15 ID:admin
南大公の使者を西に突き出したら西大公派閥入りと南大公からの敵対が同時に貰えるからさ。
南大公の使者だと思い込んでる限り、独立派の人たちは使者の安全を守ろうとする。
9649 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 17:06:04 ID:7oM6zAEM0
うーむ見事な国人衆的な風見鶏ムーブ
9650 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 18:37:26 ID:ouKIcbju0
>オウドも非常に気になっていたが、紋章官が現れて確認しますというので、
>公爵家の家臣に促され、結婚式のほうへ向かうことにした……。
>式に出る。大神官の前で誓いの儀式をやるところで、書記がかけこむ。「偽名で参加している方が!」
確認したのは紋章官なので紋章官が走ってくるほうがいいかな
それとも紋章官は他にもいないか突合せ中なので、書記の一人が走ってくるのか
9651 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 19:30:03 ID:admin
あ、純粋に紋章官の間違い。ありがとう。
9652 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 19:47:33 ID:j/HwWw2o0
>オウドも非常に気になっていたが、紋章官が現れて確認しますというので、
>公爵家の家臣に促され、結婚式のほうへ向かうことにした……。
ここは言い回しでオウド君主体寄りに見せられないかな
オウドも非常に気にかかってはいたが、だからといって結婚式をすっぽかすわけにもいかない。
アミリ先輩と入れ違いで現れた紋章官に後を託して〜
みたいな
9653 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 20:32:19 ID:admin
ありがとうございます。修正します。
9654 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 20:45:55 ID:admin
カネない若君19 図書館
https://kakuyomu.jp/works/16818093091603659446/episodes/16818093092528713026
9655 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 21:05:04 ID:j/HwWw2o0
騎士A君は英雄物語にあこがれるちょっと子供っぽい子
騎士B君は騎士A君をしょうがないなあって、こいつは俺がいなきゃだめだな全くもうって思いながららフォローしているのだが
9656 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 21:10:26 ID:j/HwWw2o0
裏で匂わせだけで護衛騎士恋物語を進展させる
ベタな感じで
9657 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 21:10:49 ID:admin
狙いを読まれた。
9658 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 21:17:26 ID:admin
外出するので21話まで予約。
9659 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 21:21:24 ID:j/HwWw2o0
お気をつけて
9660 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 21:44:02 ID:admin
最近感想が多くて嬉しい
9661 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 21:44:57 ID:ouKIcbju0
ベテラン刑事と駆け出し刑事っぽい
伯爵領の後進育成の意思を感じる
9662 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 21:57:27 ID:j/HwWw2o0
いまのところ性別明記してないから4倍お得
9663 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 22:01:31 ID:ouKIcbju0
女騎士ありの世界だからなぁ
実際、ママは女冒険者から伯爵になってるし
2067KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
名前:
E-mail
(省略可)
:
READ.CGI - 0ch+ BBS 0.7.4 20131106
ぜろちゃんねるプラス