ローカルルールを必読のこと
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神奈いですの雑談スレ10
1 :
神奈いです ★
:2021/06/27(日) 17:09:29 ID:admin
,.。s≦il
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___,.。s≦///////...rj..|
V//////////_斗r<.・........ | __
∨ ̄ ̄ |..・....l..・......|........_......|/:.:.:.:.:.:.:.ヽ
∨ ........|....... |..........|,...斗匕ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、
/:.∨_[]_|斗r七爪/,:へ、:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:.:.:.‘,
‖':.:.:.:|...................../,:へ:斗―ミ___:.:.``ヽ:.:.:.:.:.‘
‖!:.:.: /................//ヽゝァテ示iゝ!:.:. ̄:.:.:.`、:.:.:.`、
|i |:.: /............./,ィテi ゞ‐',,,レ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`、:.:.:`、 現在は董卓の娘投下報告スレやで
lハ:/..........//ゞ‐' ' ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト:.:.:.:`、
/.......//乂ヘ'''' ( フ ,ィ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', \ヽ
lニニ/:.:.:.:>/7;≧=‐rくy,|-r七==<:.:.:.:.:.:.:.', ヽゝ
lハ:.:.:.:.:./┴┴く/{ r<ヽヽヽ_/::: ::Y丶:.:.:.:',
乂 ヽ/⌒:: :: :: :: ヽ「 ̄ ̄ ̄:: :: ヽ:: ::| \:_ゝ
/´ _ ̄``ヽ::|:: :: ::_::_:: :: ::l/|
〈..´: :: :: \ Y ____ |_斗ヽ
/:: :: :: :: :: ::ヽ、|´:: :: :: :: :: :||::`|/||-<
/:: :: :: :: :: : : : : | :: :: :: :: :: ::|| : |_ハ_/
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〈:: :: :: :: :: :: :: :: ::人:: :: :: :: :: ::ヾ/:::/
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_ノ{:: :: :: :: :: 入:: :: :: :: :: ::_:: :: :: :: :: :: :: ::)ー-__
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神奈いですの雑談スレ9(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1597316873/
神奈いですの雑談スレ8(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1595335446/
神奈いですの雑談スレ7(文明復興行動案相談スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1592144757/
神奈いですの雑談スレ6 (図書館皇子議論スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1590682760/
神奈いですの雑談スレ5 (図書館皇子議論スレ)
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1589616905/
神奈いですの雑談スレ4
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1588739026/
神奈いですの雑談スレ3
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1587792011/
神奈いですの雑談スレ2
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1569161344/
神奈いですの雑談スレ
http://kanaides.sakura.ne.jp/test/read.cgi/kanabbs/1552710722/
DISCORD (捨て垢でどうぞ)
https://discord.gg/jYv8Kfc
ついったら 直接連絡はこっちに@kana_ides
9624 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:46:34 ID:j/HwWw2o0
もうお礼に図書館権ねだったら快く許可くれたのでやってきたところからにしちゃう
9625 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:49:13 ID:vVHpmadE0
我々にとっては政治群像劇と陰謀は大好物なのでご褒美です
真面目に言うと交渉と知能特化型の若君を活躍させやすいのはここですから丁寧にやるところかと
9626 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 00:59:34 ID:kf5AhDfn0
ここまでやって図書館のおねだりはうけそう
9627 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 01:12:37 ID:j/HwWw2o0
気に入った相手を政略結婚の相手に相応しく育てて自ら提案すればいいのでは
と先輩が覚醒して
なんやかんやでパパがそこまでせんでも本気で言ってくれれば認めたのに・……ってドン引きするほどの結果になるとか
9628 :
名無しさん
:2025/01/20(月) 01:54:01 ID:7AyrQjK40
いですさんいですさん。旧ツイッターの方で18話のリンクがちゃんとできてないっぽい。踏むとログイン画面に飛ぶ。
9629 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 02:05:50 ID:admin
18わ
https://kakuyomu.jp/works/16818093091603659446/episodes/16818093092478328442
9630 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 02:28:03 ID:admin
ありがとう修正した
9631 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 04:35:39 ID:admin
公爵家臣からお詫びとともに図書館の入館証を渡されたのは翌日のことであった。
さっそく、迷宮伯嫡子のオウドと、隣の領主であるグスタフは喜び勇んで図書館へ向かう。
その古びた図書館は公爵宮殿を出て、貴族街の奥まったところに佇んでいた。
「入館証を拝見します。確認いたしました」
司書に案内されて、オウドとグスタフ、そして護衛の騎士たちが中に通される。
「おお……」
一行は言葉をのんだ。
図書館の中は時間が止まったかのような静寂さと、時代とともに古びた紙とインクが粉になったような埃の香りで満ちていた。
人間や異種族たち『話す子ら』の英知が何百年もの時とともにここに詰め込まれている。
何段にもなった本棚がフロアの奥の方まで続いている。
本は安いものではないのに、いったい何万冊の本があるのだろうか。
石造りの柱は天井まで高々と伸び、図書館を覆うアーチを形作っていて、
ここに包まれた歴史と知識の重みを感じさせている。
図書館内部は薄暗くあったが、魔道灯が書籍の棚と読書台を明るく照らしだしている。
それはまるで闇に沈んだ世界を救う光こそが本にこめられた知識だと歌いあげているようであった。
「では俺は錬金術の本を探してくる。薬用ポーションの抽出と純化についてなんだが……」
「はい、ご案内します」
グスタフはオウドに挨拶をすると、魔導士ローブを羽織った司書と一緒に書架の奥の方へ向っていった。
「じゃあボクは魔物学の教科書と……騎士諸君は騎士伝説の絵本とか、武術解説書とかはどうかな」
「やったぁ、じゃあ行ってきます」
「い、いえ、護衛なので、っておい!?」
護衛の騎士の一人が喜んで絵本のコーナーに進んでいく。
護衛を何だと思っているのだろうか、ともう一人の騎士が呆れていると、オウドが助け舟をだした。
「大丈夫だよ、会員制の図書館で護衛も何もないでしょ」
「ううむ、わかりました」
護衛が自分たちの興味のある本を見に行ったので、オウドは久しぶりに身軽にうごけるようになった。
「お、盗猿博士によるモンスター見聞録の6巻だ。まだ読んでなかったから助かる」
オウドはホクホクしながら本を読書台のほうに持ち込んだ。
帝都の魔法学園では学ぶことが多かった。魔物学だけではなく、騎士としての武術、騎士としての礼法、帝国法や歴史、魔法学など。
紋章学の本を書き写していたのもそれだ。
その他領地の発展に役立ちそうだなと思ったらいろいろ読み込んでたから、魔物学の本をすべて読み切るまではいかなかった。
それこそあと1~2年はあるからじっくり読んでメモにまとめようと思っていていたところで急に帰国となったので読みかけの本が多い。
読書台で魔物学の本を広げてメモを取っていると、となりを護衛の騎士たちが本をもって固めた。
「ふふふ」
「ううむ」
一人はニコニコしながら絵入りの騎士伝説の本を眺めており、もう一人は難しい顔をして兵法書に書かれた過去の戦争の戦況図と経緯のところを熱心に読んでいる。
やっぱり領地にも図書館が欲しいな、でも本を買いそろえるおカネはない。
と、考えながら本をめくっていると後ろから声がした。
「や、やぁ……後輩」
その声に振り向く。護衛の騎士二人も同時に警戒の目を向ける。
そこには魔導士のローブを羽織った先輩が、いつもの色眼鏡越しに困惑の色を浮かべ所在なさげに立ちすくんでいた。
− − − − −
「えっと、特別休暇中の単位課題で詰まってるのと、招待客名簿の整理を命じられたと」
「う、うん」
オウドのもとにやってきたアミリ先輩はメイドにたくさんのノートや書類を持たせていた。
たぶんこれが課題と名簿なのだろう。
「じゃあ簡単な方から課題をさきにやっちゃいますか。せっかく魔物学の本がたくさんあるし……」
と言いながらオウドはちょっと気になった。いつも不敵に笑っているアミリ先輩にしては元気がない。
「なんか調子悪そうですけど、大丈夫ですか?」
「い、いや?元気だぞ!ほら、手も動くし!」
アミリは焦った。なんでこんなにカンがいいんだ。
父に政略結婚を言い渡された、と思っているアミリは沈んでいる。
しかし、そんなのを異性の後輩に相談したら、その、なんかアレだから嫌なのだ。
ちなみに父である西大公にそんなつもりはなく、バカな悪戯をせずに貴族のお姫様らしくしろと言っただけである。
「わかりました、ではこっちの課題ですが、たしか盗猿博士の見聞録2巻と、幸運犬先生の航海記に……うん、これだ」
「いつも参考文献探すの早いな後輩は……」
魔法学園の魔物学の本の半分はざっと読んでいるオウドはこういうのはひたすら得意である。
本の記載内容を確認して、データをまとめあげると論考に移る。
こちらは普段からアミリ先輩と魔物の議論をしているので、それらを使う。
二人の護衛である騎士たちとメイドたちが感心して眺めている間にきちんとしたレポートが書きあがった。
「うん、いいんじゃないかな」
「やっぱり後輩がいると早いな……学園に戻……れないんだよな」
「残念ですが」
アミリ先輩が少し寂しそうに言うと、オウドも申し訳なさそうに答えた。
それを見た護衛の騎士とメイドがヒソヒソ声で語り合う。
「公爵家のメイドさん、あれで付き合ってないんですか?」
「迷宮伯の騎士さん、あれで只のご学友です。ただ、ご学友がそちらの若君しか居られないのですが」
「うーん、悪くないんじゃ?」
「図書館では静かに!」
オウドとアミリが同時にしかりつけて、静かになった。
− − − − −
「アミリ先輩。名簿のほうだけど、もう参列者は確定したんだよね?」
「後輩のいうとおりだ。だから急がないと思う。ただ、書記たちと確認したんだが、すでに似たような名簿が12種類もあってだな……」
「なんだってそんなことに……」
公爵家内の各派閥が城門毎に設置されている来客名簿を好き勝手に書き換えて、
それを他の城門にコピーとして送付して写させた結果、それぞれ違う経緯で分岐して種類が増えていったのだ。
「じゃあ……先輩こうしない?来客名を全部カード化して各名簿と照合してダブリと出席有無を確認。その上で文字順に並び替えてそのカードの束を名簿にしよう」
「おお、後輩の案がいちいち見比べるより早そうだな……名簿の形をしていなくていいのか?」
「どうしても必要ならカードを見て名簿に清書すればいいよ」
「よし」
アミリは公爵家の書記官を十数名呼び出した。
そしてオウドの指示のもとで参列者のカード化と名簿の読み上げと消込みを進めていく。
分担してやり始めると作業自体は効率よく順調に進んでいくように見えた。
だが、オウドがちらちらと窓の外の太陽を見て時間を気にしている。
アミリがそれに気が付いた。
「……」
「どうした後輩」
「その、これ丸一日かかりそうなんだけど、本を読む時間が……」
「あ、すまない……そうだ!じゃあほしい本を言ってくれ。筆写ゴーレムに写させるから!」
「いいの?!」
「お父様からもできるだけ便宜を図るように言われてるしな。お礼だって」
そういうとアミリは司書を呼んで、筆写ゴーレムを起動する。
ゴーレムに魔石を充填し、インク壺を並べるとゴーレムが本を地道に書き写していく。
さすがに筆写と製本は半日では終わらないが、結婚式が終わるまでには持ち帰れるようになるだろう。
「その、公爵家の姫君。それなら俺のポーション精製術の本もお願いしていいか……?」
「えっと?どなた?」
「ああ、ボクの隣の領地のグスタフ先輩で西方直参伯爵の一人だよ。アミリ先輩、これもお願いできる?」
「ああ……それならお父様もお詫びの一環だと言うかも」
アミリがグスタフの分も筆写ゴーレムを手配する。二体の同時稼働で流石に公爵家図書館と言えどフル稼働である。
「おお、ありがたい!」
喜ぶグスタフにオウドは悪戯っぽく言う。
「グスタフ先輩。その代わりこっちのカード整理手伝ってね」
「おお、なんだこれ?!」
グスタフの前に大量のカードが積み上げられた。
− − − − −
結局、名簿の整理は丸一日かかった。
作業場所を公爵宮殿に移して、完成したのは結婚式の当日の朝である。
もう式がはじまるため、参列しないといけない。
「後輩、いつまで名簿を見てるんだ、完成でいいじゃないか」
アミリはドレスの最終確認をしながら、オウドに話しかける。
オウドはようやく完成したカードの束を前に頭をひねっていた。
カードはきちんと文字の順番に整理され、左肩に穴をあけて糸でくくってある。
オウドはそのカードの中からいくつかをずらして見えるようにする。
「アミリ先輩、こんな貴族の人いなかったと思うんだ。書き間違いかな?」
「いや?さすがに私でも全貴族の名前を知っているわけじゃ……」
「だけど、こっちの紋章図鑑に載ってないんだ」
「なんで紋章図鑑を書き写してメモにしてるんだ後輩は……」
アミリはオウドのマメさにあきれながらも、不思議に頭をひねる。
「でも後輩。招待状と本人確認済みってなってるぞ?書き間違いならその時に気づくだろ?」
「つまり先輩。これは存在しない人が確認済みで参列してるってこと?」
「……紋章官を呼ぼう。ウチの紋章官なら最新の情報を知ってる!」
「なんでその人が名簿作りに参加してないの?!」
「参加した後にみんなで書き換えてめちゃくちゃになったんだ!」
オウドとアミリはなぜかすごい嫌な予感がした。
「姫君、式がはじまります。逢瀬はそれぐらいで」
「ちょっと待って今大事なこと、ちょ、離せ?!」
アミリ先輩がメイドたちに担ぎ上げられ、結婚式に運ばれていった。
オウドも非常に気になっていたが、紋章官が現れて確認しますというので、
公爵家の家臣に促され、結婚式のほうへ向かうことにした……。
9632 :
神奈いです ★
:2025/01/20(月) 04:36:19 ID:admin
なげぇ!3900文字!!3話分ぐらいに分けていいか?!
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